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2月9日(土)

相談室長と話をした翌日、夜に実家に帰った。一応親の耳にも入れておこうと思ったからだ。連絡もなしに帰ってきたものだから親父はびっくりして「どうした?具合でも悪いのか?」「いや別に、暇だから帰ってきた」母親が「ご飯は?」と聞くので、とりあえず食事を食べてから話そうと思い「まだ。腹減った」「もうお父さんと食べちゃったから大したもの出せないけどと言って、そそくさと食事の支度をしてくれた。

母親は息子がたまに帰ってくるとうれしいものらしい。親父が驚くほどのご馳走を出してくれた。「泊まっていくのかい?」「いや明日も仕事だから帰る」

食事後、「お風呂は?」と聞くものだから風呂に入ってからでもいいかと思い、一番風呂に入った。風呂でつくづく考えると一人暮らしは気楽だけれど、やっぱり家族はいいなあと。自分もこんな家族を作りたいなあと思う。

風呂から出たら今度は親父が入った。親父が出てくるまでテレビを見ていたが頭に入らず、時間が過ぎるのが長く感じいらついた。やっと親父が出てきてビールを飲み始めた。勧められたが車だからと言って断った。

「俺、結婚するかもしれない」「ついにお前にも春が来るか。で、いくつのお嬢さんだ?」「おれの3個下」「いいんじゃないか」横から母親が「式はいつだい?向こうの親御さんとはいつ会うんだい?」ちょっと、ちょっと待ってくれ。まだ婚約もしていない。それは先走りしすぎだろう。「まだ決まっていない」「早く彼女を連れておいでよ」「わかった」

これ以上いると詮索好きな母親から何を聞かれるかわかったもんじゃない。「まだ決まったわけじゃないけど、一応報告しとくわ。じゃ帰るから」とまだ何か言いたそうな母親をあとに自宅を出た。

今頃親父と母親で自分の結婚の事で話が盛り上がっているのだろう。子供が結婚をするってことが親にはそんなにうれしいことなのか?自分も少しは親孝行をしたのかな?

帰って彼女に電話をしようと思う。

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