相模原で婚活を始めてご成婚された会員様からお喜びの声を頂戴しております

この欄に登場される方たちは、私たち夫婦の26年以上500組以上のお世話をした方たちの中で特に思い入れの強い方たちで、ご本人の了解を得た方たちです。

N三さんも当会のホームページをご覧になってお問い合わせをくれてご来社され活動を開始された方でした。お年は３６歳で身長が１６３センチと小柄な方でしたが、大学の先生と言うことで条件は悪くなく、お見合のお申し込みは多数入りました。

温厚で誠実という表現がぴったりの大人しい方でした。ただ女性とのお付き合いの経験が少なくお見合の仕方やお付き合いの仕方など色々とアドバイスをさせていただき、そのようにしてくれたのでした。

ある女性とお付き合いに入り、何回かデートを重ねいよいよプロポーズの時期となりました。ある日N三さんから電話が入り相談があるということでご来社されました。

相談というのは彼女は趣味でバイオリンを習っていて彼女の持っているバイオリンが数千万円すると言われたのだそうです。

彼女の口からは自分の家柄がいいというような言葉がしばしば出るのだそうです。彼女の誕生日にはバッグをプレゼントしてあげたそうですが、彼女と一緒に買いに行った時には彼女はわき目も振らずブランド品売り場へ彼を連れて行き、ブランド品を買わされたことなどを話してくれました。

N三さんは普通のおうちで、彼女の言っていることが本当なら家柄的には合わないのです。彼女の所属している相談室に連絡をして聞いてみました。彼女の相談室は正直にお話をしてくれて彼女のおうちは普通のクラスの家柄だそうです。甘え上手でN三さんの前にお付き合いしていた男性にもブランド品を買わせたことがあったそうです。まだ結婚の約束もしていないのにそのような行為は慎むように言ってあるそうです。

結局私と主人とでこのお付き合いは辞めたほうがいいと勧め、彼も気持ちの踏ん切りがついたようでした。

お付き合いを白紙にしたいと彼女の相談室に連絡を入れたところ、彼女の支部長は恐縮がって買っていただいたバッグは彼女から責任持って回収すると約束をしてくれましたがN三さんは今まで付き合ってくれたお礼と言うことで返却を拒みました。

自分にとっての授業料だと思えば安いものだと言うことでした。

それから２ヵ月後には新たなお付き合いが始まり、前回の女性とのお付き合いでの失敗を糧にして気を使わなくてもすむ何でも話し合える素敵なお嬢様と婚約されました。

お付き合い中に高価なものをおねだりをする女性は気を付けて！

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M巳さんは当会で歯科医だったお姉さんのお世話を終え、お母様経由でご入会されました。兄妹でお預かるすることは珍しくありません。一人でも身内の方をお世話をしますとそれが信用になります。お姉様がお子様も出来て、とても幸せになっていることからお母様の当会に対する信頼は大きかったようです。

M巳さんは31歳でお仕事はドクターでした。お姉さんではお相手探しに苦労をしましたが、男性の医師はそれこそ引く手あまたなのですが、以前他の支部さんの会員さんで当会の女性と当会の事務所でお見合いをされたときに、とても横暴な態度でお見合いをされた方がいて面接前はそのような方だといやだなあと思っていました。

お見合の世界はプロフィールから入りますので、高学歴の女性はそれなりの方ということで高学歴の男性を希望されます。そのような男性はご自分の条件を多分わかっているのでしょう。なかにはあまり謙虚でなく、態度が横柄な方もいらっしゃるのです。

初めてご来社されお話を聞きますと希望は２５～６歳の方できれいな方ということでした。そして同業者は絶対にいやだと言っていました。その時はやはりこの方もかと思いました。

お相手検索ではご自分でお申し込みされても5人中4人はお見合い承諾が来て一生懸命お見合いをセットしましたが、交際に入ってもなかなか決まりません。

主人がいろいろとアドバイスをして、彼の本音の部分を聞きだすことが出来ました。お見合の回数を重ねる毎にだいぶ彼なりに学習をされ、それを主人に言っていたようです。

いい人がいればすぐにでも決めたいと言っていて、女性への彼なりの基準は本当に結婚をしたいと思っていて、自分が連絡をするばかりでなくたまには女性からも連絡をして欲しいとそれがお相手の結婚への一生懸命さではないかと、そして留守電なりメールなりの返事が遅い女性は責任感がなくルーズと言うことでだめだということでした。

主人も「なかなか鋭いところをついているなあ」と感心していましたが、どうしてもこの世界が長い女性は女性なりの学習だと思うのですが男性を観察するあまり出方をみる傾向があります。女性特有のしたたかさというか駆け引きを使うようです。

自分の結婚なのですからお相手を知る意味で、興味のある男性には自分から仕掛けていってもいいと思います。

結局彼と決まった女性は、初めてのお見合いでへんな駆け引きがなく恋愛感覚だったのが彼にはとても新鮮だったのでしょう。お見合い後２～3回会ってすぐに気に入ったと主人に報告をくれました。

あとは私達仲人の腕の見せ所です。お相手の支部へ連絡をして彼女も気に入っていることを確認し、これからの女性の希望を聞きました。名古屋の女性だったのでこちらへの土地勘がなく、結婚生活を始める当たって彼のマンションの近辺を見たいとのことでしたので早速彼に連絡をしました。

行動の早い彼は、早速彼女に連絡をしてこちらに来てもらう約束をしました。自宅近辺を見せ、自宅に招きそこでプロポーズ。

翌日主人にプロポーズをしたとの報告をくれたのですが彼女の返事がもらえなかったということで支部へ連絡をしました。プロポーズは「結婚をしてほしい」という言葉を必ず入れるようにアドバイスをしていたのですが、そのフレーズをいれず「一緒に暮すところはここだよ」というような言い方だったらしいので彼女にはうまく伝わらなかったようでした。

そのことを彼に伝えましたら、その晩に電話で改めてプロポーズをされ、いいご返事を頂いたようでした。

少しせっかちだったM巳さん、でも行動の早い彼でしたので大事にはならず無事結婚されました。

彼の結婚相手に対する考え方には勉強になりました。当会の女性へのアドバイスの参考にさせていただいています。

Oさんはホームページよりお問い合わせを頂き、活動を開始された方でした。大学を出られこちらの会社に就職され、地方から出てきて一人暮らしでした。そろそろ身を固めたいということで当会のホームページが一番暖かかったので、問い合わせをしたとのことでした。年齢は３０歳で身長も１７０センチ以上ありお見合いは問題ないと思いました。素直な方でしたが大人しく私との会話も返事だけで自分の考えをあまり話してくれないのが気になりました。

私達のお見合の世界では３０歳の男性は最も若い分類に入りますが、２０代の女性も多くお見合いは途切れませんでした。私達には大人しいと思っていたのですが若い者同士と言いますか、お見合いではそれなりに話が合うようで断られることも少なかったのです。お付き合いに入っても、報告もくれましたし、アドバイスも素直に聞いてくれました。すべてに順調でご入会後６ヶ月で婚約をされ、晴れて成婚退会されました。

ここから彼の苦労が始まったようです。彼はそのように穏やかな性格でしたので相変わらずだったと思いますが、何がどうなったのか細かな理由は話していただけなかったのですが、婚約後、住まい、式等の話で彼女とだんだんかみ合わなくなってきたようでした。真面目な彼でしたのでつらかったと思います。

退会されて９ヵ月後に再びご来社され、彼女とは別れたと聞きました。気持ちを入れ替え新たに婚活に挑戦したいとのことでした。

会員様と距離が近くなるには時間が必要です。とても仲がいい会員様はなかなかご縁に恵まれないで会員期間が長くなってしまっています。本当は会員様の希望を１日も早くかなえるのが仕事なのですが・・・

ですからOさんは会員期間が短かったために、お互いに遠慮がある中で成婚退会されたのです。でも２回目はいろいろと経験され勉強になったということで、心の中をいろいろと話してくれました。

苦い経験の中で女性への対応もだいぶ覚えたようで、お付き合いでの報告もだいぶ変わってきました。失敗を２度と繰り返さないようにお付き合いの中で、いろいろと決め事を話し合ったそうです。そしてついに彼の目にかなった女性とめぐり合いゴールインしました。

今度は失敗しないと断言されて成婚退会されました。先日子供が出来たとのうれしい報告も頂きました。

当会が入居しているビルは食べ物屋さんや、飲み屋さん、お寿司屋さん、美容室などが入居している雑居ビルです。P輔さんはお寿司屋さんの常連さんだったそうです。39才でそろそろ結婚したいと言う話が出て、お寿司屋さんの奥様よりご紹介されました。ある遊戯メーカーの営業係長さんと言うことで、元気で威勢がよくばりばりの営業マンという方でした。彼は実力があるのでしょう、年収も1700万と年齢からみれば破格でお医者様並の給料を貰っている方でした。

そのようなプロフィールをお持ちの方でしたのでお見合いは組めました。持ち前の明るさでお見合いも上手でほとんどのお相手からOKをもらい交際にも入りました。交際状況の報告もよく入れてくれ、お二人のお付き合いが手にとるようにわかりやりやすい方でした。男性はだれでもきれいな方を好みます。彼も例に漏れず派手な感じのきれいな女性が好きなようで好んでそのよう方にお見合のお申し込みをして会っていました。

でも恋愛と結婚とは違うということに気づき始め、派手な女性は私生活も派手な方が多いと感じ、方向転換をして最終的に決めた方は10歳下の地味な感じの可愛い女性でした。

本当に結婚を決めていいのかな、これでいいのかなと決める直前マリッジブルーにもなりましたが何でも決断の早い彼は結婚を決め、式等もどんどんリーダーシップを取って決めていきました。住まいも当会からも見える32階建ての高層マンションの最上階を購入したそうです。部屋の場所も教えていただきました。

私達夫婦が仕事終え、駐車場まで歩く道すがら、このマンションがよく見え彼ら夫婦の部屋の明かりが点いていると帰っているとか、言い合うのが日課となりました。

ぱあっと入会され、さあっと決めて退会されて行き台風のような方でした。

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Pさんは高校を出られ専門学校を卒業されてからずっと同じ会社にお勤めでご入会されてきた年齢が39歳でした。会社もお名前を聞けば誰でも知っている会社で、理系の専門学校でしたので技術者としてお勤めでした。年収も年齢からすれば700万と多かったのです。

落ち着いた雰囲気で、お話をすると好感の持てる男性でした。ただ私達の世界はプロフィールとお写真がものいう世界です。大学こそ出られてはいませんが会社も一流で年収も高かったのですが、ヨーロッパやアメリカでは何でもない、むしろ男らしさの象徴のように思われているスキンヘッドだったのです。スキンヘッドと言いましてもご自分で意識してスキンヘッドにしているのではなく、年齢より早く髪が抜け落ちたといったほうが早い方で、薄毛を通り越した方でした。どうしても日本の初婚の女性は見た目を気にして薄毛の方を嫌う傾向にあります。再婚の女性などは良く知っていて男は見た目じゃないわよ。「優しさと経済力よ」はっきり言いますが

当然お見合いを組むのには苦労しました。それでもまったく組めなかったわけではなく少なかったのですがお見合い３人目の方とご縁がありました。

それなりのプロフィールを持っている方ですと、ご入会後3ヶ月くらいは男性でも反響があり、お見合いのお申し込みが入ります。彼も2人お申し込みが入り、お見合いをセットしましたがうまく行きませんでした。どうしてもお見合いでは男性が会話のリードをしなければならないので、ある程度の慣れが必要でお見合の経験が必要です。女性慣れしている方でしたら自分のペースでお話が出来しかも女性を喜ばす会話が出来ます。でもこのような方は私達の世界では少ないのです。

ちゃんと学習能力のあるPさんでしたので1回目より2回目と会話のこつをつかんで行った様で3回目のお見合いではお付き合いに入りました。お見合の流れで学習した彼は積極的に女性をお誘いし、彼女が喜ぶところに連れて行かれたようでした。

幸いにもお付き合いされた女性が当会ととても懇意にしている相談室の会員様でしたので、デートの内容などよく女性も報告をしてこちらにフィードバックをしてくれました。お相手の相談室からいただいたご報告を元に彼とお話をするとそこまで彼女がお話をしているとは知らなかったので驚いていました。会員様によってはお付き合いの内容などを細かくお相手が相談室に話すことを嫌う方もいますが、彼は大らかな方で自分が改めて報告をしなくてすんだなどとよく理解してくれました。

そんな彼ですから女性が惚れないわけありません。お相手の相談室からは彼女のほうが熱を上げているのが良くわかる連絡を頂き、彼が気に入ってくれているのであればプロポーズをして欲しいとのことでした。

彼に連絡をするととても喜んでくれて自分もよかったのですがプロポーズのタイミングがわからなかったと言っていました。

そうですよね。これは学習するものではなく自分の感情ですものね。

プロポーズを貰った彼女はその日のうちに相談室に報告をしたそうで、すぐ当会に連絡をくれました。彼女はよほどうれしかったのでしょう。彼よりも早くその日のうちに連絡を頂いたプロポーズでした。

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R代さんはお問い合わせのお電話をくれてご来社されました。お電話をいただいた時に大人しくてこちらが質問することにしか答えず、ご自分の意思を明確に出されない方でした。ご来社のお約束をしても、本当に来てくれるのか、不安でした。

ご来社の日時を約束をしても平気で連絡もよこさずすっぽかす不逞のやからの一人かと思ったほどでした。お約束をした日時ぴったりに来てくれました。

年齢は２８歳で電話のイメージどおり大人しく反応があまりないので本当に結婚をしたいのか疑ったほどでした。一通りご説明をして、普通なら検討してまたご連絡をしますと言って帰られる方がほとんどなのですが「いかがしますか」と聞きましたら、「お願いします」と言うことで身上書を記入していただき、お写真を撮りご入会していただきました。お取り寄せの必要書類は後日と言うことで登録をさせていただきました。

地味な女性なのですが、この世界は派手な感じの女性より地味な女性ほどお申し込みが入ります。何人かお見合いをされましたが、お相手からは大人しすぎて会話にならないとお断りをされていました。

でも人の相性って解りません。今のご主人とのお見合いのときは当会お見合いルームでしたのですが、彼女なりに頑張ってお話をしていたのです。当然交際に入り、お相手の男性も純粋無垢な方で、まるで学生のようなお付き合いが始まりました。今は学生さんの方がもっと進んでいますね。

異性に慣れない者同士のお付き合いですから、交際の途中でお二人に来てもらい、いろいろと問題などないか聞きアドバイスをしながらお付き合いをしていました。彼は親御さんとの同居を希望されていた方だったのですが、彼女は気にせずお見合いをしたのでした。やがて一緒に同居をする親御さんに会ってほしいとのことで彼女が彼のうちに行きました。

親御さんは純粋な彼女を見て、一目で気に入りとんとんと結婚へと話が進みました。

先日、「○○日にお伺いしてよろしいでしょうか？」と主人が電話をとりお名前を聞くと「○○です」と会員さんの名前でもないしその日に新規の方が来ると喜んで待っていたら、R代さんだったのです。旧姓を名乗らず、ご結婚をされたご主人の苗字を名乗ったものだから解らなかったのでした。

そういう不器用なR代さんですが親御さんやご主人とはうまく行っていて、可愛がってもらっているようでした。

S次さんは再婚で４８歳でご入会されました。S次さんは厚木市の方です。当会のある相模原市にはやや遠いですが友人がこちらでお世話になったと訪ねてきてくれました。

お仕事は地方公務員で息子さんが一人いて別れた奥様が引き取ったそうです。養育費は息子さんが二十歳になるまで払うそうです。

青森県出身と言うことで、津軽弁が残る素朴な好感の持てる男性でした。お酒が大好きで初めて参加したパーティでマッチングされたのですが、相当飲まれましたが明るいいいお酒で女性もそこが気に入ったようでした。お相手の女性にも女の子がいて高校生と言うことでした。

まだ入会したばかりだったので、最初のお申し込みした方からも返事が来てお見合いも何回かされましたが、やはりパーティでマッチングされたこの女性が自分には合うとお付き合いを続けられていました。

すっかり恋愛モードになりそろそろ一緒になろうかという頃、女性が娘さんに今付き合っている人がいて再婚を考えているということを話したとたん、娘さんは口を利かなくなってしまったそうです。多感な年代のお嬢さんにとっては母親の再婚はショックだったようでした。

S次さんが相談に来られた時、子供の為に方法は２つ別れるか、一緒になるか二人の気持ち次第だとアドバイスをさせていただきました。

S次さんは別れることも考えたが、女性のほうがむしろ一緒になりたいという気持ちが強いのだと言うことでした。そうであれば彼女が娘さんに対し強い気持ちを持たなければ難しいのではないかと、まずはS次さんが娘さんと会うことが先決でその段取りは彼女がしなければ先には進まないと進言させていただきました。

それから１ヵ月後、二人で退会のご挨拶に来られました。S次さんの家に彼女が娘さんを連れて来たそうです。娘さんのわだかまりはまだ全て払拭されていないようですが、少しずつ仲良くなっていきますということでした。娘さんも高校３年、就職を希望されていて家を出る予定だそうですが、今頃は一人暮らしをされているのかもしれません。

娘さんも世間をいろいろ経験しお母さんを許し、S次さんをお父さんと呼べる日がそう遠くないのではないかと思います。

S次さんは厚木市の方です

T郎さんがご入会されたのは5年前、ホームページよりお問い合わせを頂き会員期間1年のネット検索コースでご入会されました。当時46歳、再婚で小学生のお子様の親権が母方で養育費を払われているそうです。一流大学を出て年収もよかったのでお見合いのお申し込みをしてもよくご返事を頂き、頂いたお申し込みにも積極的に会われていました。

1年間で30名ほど会われたのですがいいご縁に恵まれませんでした。そのうち会員期間が満了近くなり再契約のご案内をしたところ、長野に転勤になったとのことで期間満了で退会されました。

それから1年くらい立ったころ電話が入り「○○ですが、覚えていらっしゃいますか？」声と名前とを覚えるのが得意な私は「○○さん、お元気ですか？長野はいかがですか？ご結婚されました？」と矢継ぎ早に話しかけましたら、覚えていたのがうれしかったらしく「また入会したいのですがいいですか？転勤してすぐ地元の相談所に入ったのですが、ネット検索もなくて結局1年間で一人も紹介がなかったもので」とおっしゃいました。

多分そこは地元だけでやっている相談所で、近くの方とご縁が出来るというメリットもありますが、圧倒的に選択肢が少ないというデメリットもあります。おかげさまで当会は国内ではトップクラスの３連盟に加盟していますので会員数も多く、全ての連盟では会員さんがご希望すれば、ネット検索が出来ます。条件にもよりますがお見合いには事欠きません。

ただし以前は横浜市在住だったのが長野県になったらお見合い数は減るかもしれないというご了解を頂き前回と同じコースでご入会されました。やはり最初は長野県内の方とはなかなかお見合いとならず、徐々に範囲を広げて行きお見合いが組めるようになりました。お見合いは首都圏の方が多くてお見合い場所は都内か横浜です。高速バスを使って自宅から3時間かけてお見合いに行かれていました。予想外の渋滞でお見合い時間に遅れることもしばしばありましたが、社内からメールを送ってくれて大事なきを得ていました。

何回目かの横浜でのお見合いでついに運命の方とめぐり合いました。T郎さんより10歳ほど若く、年頃のお嬢様がいましたがお嬢様も再婚を勧めてくれているという女性です。お見合いのときから結婚へ向け前向きなお話となり、交際に入った翌週にはお嬢様と会い、その翌週には結婚をお二人で決めたそうです。そして翌週にはお二人で退会のご挨拶に来てくれました。とても知り合って3週間とは思えないほど、馬があっているように感じました。1ヵ月後には女性が長野にお嫁行くそうです。

T郎さん、当会に２回ご入会されあしかけ３年近くかかってしまいましたが、電撃的な出会いで結婚までは早かったですね。

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Uさんは、過去お世話をした方の親御さん同士がいとこで親戚ということでご紹介で入会されました。おっとりとしていてとても人柄もいい方でした。過去お世話した方は大学も出て、背も高く、一流企業にお勤めで女性へのリード性もお持ちだったので、当会の女性とパーティでマッチング後順調にお付き合いを重ねゴールインをしていきました。この方の結婚式は私達夫婦が仲人を勤めさせていただき、お母様よりUさんのお母様をご紹介されました。この方は今はお子様がお二人いらっしゃいます。

Uさんは高卒で、お勤めも決して一流とは言えないビルメンテナンスの会社でお休みは平日で夜勤もあり決して条件がいい方ではなかったのです。ただ正直で、素直にアドバイスも聞いてくださる人柄は好感の持てる方でした。何回かのお見合いやパーティ、合コンなどにも参加していただき女性に馴れてもらいました。そして見事ゴールイン、成婚退会をされて行きました。ご紹介をくれた方への責任も果たしやれやれというところでした。

ここまでは普通の方のゴールインまでのパターンです。ご成婚退会されるときにこれからの結婚、同居までのスケジュール等はよく説明をさせていただいたと思っていました。彼女の親御さんへご挨拶に行ったときに、当然式の日程や方式など色々聞かれて、具体的なプランを彼女と話し合っていなかったUさん、うまく答えられず親御さんにあきれられてしまったようです。そのときにすぐにでも私達にご相談をしてくれていたら、また違った答えとなっていたかもしれません。

退会後１年くらいたってからUさんのお母様に、近況を伺いたく電話をしました。そうしましたら結局破談になったということでした。驚いた私は、彼の携帯に電話を掛け事務所に来て頂き話を聞きました。お母様から聞いた話と大差はなかったのですが、結局先方の親御さんへの挨拶までも時間がかかり、仕事が忙しくなって婚約後彼女と今後の相談で会う時間もなかったということでした。すべて自分が悪いとのことでした。

普通は婚約とは二人が結婚へ同じ方向へ向いたということですから、婚約後同居を予定した日まで、日にちを逆算しどのような結婚式をするのか、住まいを探したり、新婚旅行の計画とか忙しくなるのですが、彼は仕事が忙しくなったとのことで話をちっとも先に進めなかったようです。

なぜすぐに連絡をくれなかったのか聞きましたら、一から本当にお世話になった私達に悪くて連絡が出来なかったというのです。彼女とはご縁がなかったのだと割り切り次に進もうということで再びお預かりしました。

今度は当会の女性とゴールイン、以前の女性とは違い当会の女性ですのでお二人に直接アドバイスが出来ます。でも今度もすんなりとは行かず、話がなかなか前に進まないと女性の親御さんから相談される始末。どうしても仕事で時間が取れない彼に来ていただき、これからの休みとスケジュールを綿密に相談をしてその通りにしていただき部屋を探したとか、結婚式場を決めたとかの報告をしていただき、やっと結婚式までたどり着きました。

人柄に惚れた彼女ですが、前の失敗を繰り返さないようにスマートにことが進むようにいちいち口出しをさせていただきごめんなさいね。

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当会はこの地で営業を始めて３０年近くなります。昔とは会員募集の宣伝の仕方から始まって、お相手探しの方法やお見合いのお申し込みの仕方、会員様や支部間との連絡方法、ご入会される方の年齢層、気質、考え方とかなり様変わりをしてきました。

営業を始めた頃の宣伝方法の主は電話帳、新聞への折込フリーペーパーでしたが、今はインターネットのホームページです。会員さんのお相手探しの主は昔は月２回送られてくる冊子をバインダーに収め、会員さんにご来社して頂き、閲覧してこちらで電話やファックスでお申し込みをいたします。お申し込みを受けた支部はその資料を自会員さんにご来社いただくか、郵送してご返事を待つというスタイルでした。この作業でゆうに１週間は経過したものでした。

それと月１回地域の仲人さんが集まってそれぞれの会員様のプロフィールを持ち寄りお見合い交換会をします。この仲人さん同士が相互推薦でのお見合いはお互いによく知っている仲人さん同士ですから情報が細かく、会員様の気質もよくわかっていてゴールインする確率も高かったのです。今でもたくさんの仲人さんとは仲良くさせていただいています。

今のお相手探しはもちろん冊子も健在ですが、ネットでの閲覧がご自宅でも出来るようになり、その日のうちにお相手支部へのお申し込みが簡単に出来ます。

お見合の設定も、メールでのやり取りでお相手支部、お相手支部から自会員様へとその日のうちに伝わります。翌日にはお見合いが組め、すべてにスピーディになりました。

何でも便利な時代になったせいか、独身の方の結婚願望年齢がぐっと上がりました。お仕事を始めた頃の会員の女性の大半は２０代の後半から３０代前半の方で男性は３０代の方でした。

年齢的に私達夫婦とも近く、兄、姉のような友達感覚でお世話をしていました。私達のお話も良く聞いてくれアドバイス通りにお相手とお付き合いされ、婚約され退会するときには、みなさんある程度自信がつくのか、大人になって出て行きました。

今は年齢はある程度いっているのですが、お相手探しにおいて無知で自分本位な方が多い気がして自分の希望を前面に出す大人子供のような会員様が多いのです。

そのように感じていた頃、ホームページからお問い合わせをいただいたV次さんは３０歳とこの世界では若くご本人との面談では、昔お世話をしていた頃の会員様とイメージがダブルくらい素直な方でした。ただ当時はなかったSEというお仕事でしたが・・・

ご結婚への意思を確認しやってみるとの事になりました。登録の平均年齢は上がってきてはいますが２０代の女性もけっこういてお見合いは順調に組めました。女性とのお付き合いの経験は少ないとのことでしたが、お相手が独身生活の長い３０代後半から４０代の女性とは違い、２０代の女性で素直ですから不器用ながらも不思議とお相手からは断られずこの世界でのお付き合いを学習されたようでした。

V次さんが活動を始めて４ヶ月が立ったころ、２６歳の女性がご入会され直感的にV次さんをご紹介しようと思いました。この女性の２人目のお見合い相手がV次さんで、修行を積んだ彼は一生懸命にお付き合いをしたようでした。

お二人とも当会の会員さんでしたのでフォローもよく出来、お二人の気持ちが手にとるように解かり、この世界はお互いにお見合いからいい交際に入ったら、気持ちを確かめながらお二人の距離を近づけさせるのが私達仲人の腕の見せ所です

たった１ヵ月半でプロポーズをされ、無事に結婚式も終えられ今はとても幸せになられています。お二人でご挨拶に来られたときにはご入会時のときの雰囲気とは違ったぐっと大人になられていました。

時代は変わってきても人を好きになる気持ちは変わりません。

会員様たちにとって今は兄姉ではなく親御さんの年齢になってきましたが、沢山のカップルのお幸せを願う一生懸命の気持ちは変わりません

Wさんは７６歳でご入会されました。とてもお元気で、ハイからなお帽子をかぶってご来社され明るく冗談がとてもお好きな方でした。かつてガソリンスタンドを大きく経営されていたとおっしゃっていました。今は全て手放し自宅も処分して介護付の老人ホームに入居されているとのことでした。

そこは追加のお金を払うと夫婦で住めるということでした。この年代の方は私達の世界では、女性のほうが圧倒的に多くましてお金を持っている方となるとお見合いは引き手あまたなのです。

お見合いは切れ目無く入りました。ましてあのキャラクターですので会う女性は全て交際希望とのご返事を頂きました。交際に入ってから１回か２回目のデートのときにすぐ女性は男性の財産を聞きだそうとします。

それがいやで彼は断っていました。女は婆さんになると欲深くなっていやだともおっしゃっていました。でもそんな女性ばかりではありません。彼も男性ですから少しでも若い方をご希望されていまして年齢的には大満足の６２歳の女性とのお見合いが入りました。

一目で気に入った彼は、彼女の奥ゆかしい態度もさらに気に入り１ヶ月あまりで婚約、現在住んでいる老人ホームにお二人で入居されるのかと思いましたが、そんなところに入る年の女性ではないということでマンションを現金で購入し、老人ホームは解約をしました。保証金がどれだけ戻ってきたのは下衆のかんぐりで聞いたりはしませんでしたが、今でも時々お二人で当会に遊びに来られます。

最近物忘れが激しくなって「ぼけてきたよ」とおっしゃっていましたが、１４も若いお嫁さんをもらってハイカラな方がさらに若返ったようでした。

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X絵さんは、以前お世話した男性会員様のお母様同士が姉妹と言う事で、その男性様から見ればいとこなのです。この世界は信用の世界で、親御さんから見ればお子様をお世話をしますと絶対的な信用をいただけます。

地域は当会のある神奈川県ではなく、千葉県の方でした。年齢はちょっと難しい38歳。本人は来られず姉妹のお母様お二人で来られました。お世話をした方のご紹介ですから十分下地は出来ていたので、細かなご説明などはいりませんでした。そしてお世話をすることになりました。

お母様からお写真をお預かりして、X絵さんの人となりをお聞きしてご本人とは会わずにお世話を開始しました。まず彼女へお電話を掛けさせていただき、お母様経由でのご入会のご説明させていただきいろいろなお話の中で大人しい女性だということがわかりました。

お見合いは彼女の住所のある千葉か東京でセットさせていただきました。お顔を見てお話をさせていただければ、経験からある程度どのような方かは分かりますが、お電話だけでお話をしただけでしたのではっきりとしたイメージがつかめなかったのです。

何回かお見合いをして何人か交際にも入ったことがありましたが、結局結婚まで行かなかったのでした。中には婚約寸前まで行ったお付き合いもあったのですがデートの時に男性が腕を肩にまわしたときに嫌悪感が走ったというのです。自分は潔癖症で男性を受け付けることが出来ないというのでした。そんなことがあって月日ばかりたち会員期限の2年となってしまいました。お母様に言えば会員期限の延長はしてくれたのだと思いますが、X絵さんも子供ではないので、全て彼女へ連絡をしていましたが、40歳になり自分に自信の無かったX絵さんは会員期限の延長は望まれませんでした。

そしてあっという間にさらに2年が立ち、彼女のお母様よりまた連絡が入りました。どうしても当会でお相手を探してほしいと言うのです。本人も心を入れ替え結婚へ前向きになったということでした。

そしてまた彼女へお電話をしました。以前のX絵さんとは違ったニュアンスを感じました。前は親から勧められたという意識が強く、自分自身も前向きでなかったというのでした。でも今は結婚をしたいとはっきりとおっしゃったので、潔癖症の部分は男性を本当に好きになると解消されるということをアドバイスをさせていただきました。

確かに変わり連盟本部主催の女性会員さん対象のお相手獲得術のセミナーとかも積極的に参加され、お相手選びに関しても自分自身を客観的に見だし、以前は年下から同年齢までのご希望だったのですが、あまり細かな希望条件ではお見合いが難しいと理解され、条件を緩和しお人柄重視で会っていくという方針に変え、現在のだんな様とのご縁となったのでした。

もともと女性らしいX絵さんでしたが、男性を好きになるということでさらに女性らしさを発揮し、あとからお母様から頂いたお礼の中では本当に仲がよくて、式までは彼のマンションの鍵を預かり食事を作りに行っているとの事でした。

1度退会されあきらめかけた結婚でしたが、毎回書かせていただきますがいいご縁は本人がいかに前向きになるかの気持ち次第なのです。