成婚例
あるC子さんのお話
あるC子さんのお話
64歳 再婚 会社員
C子さんは沖縄出身の女性でした。こちらに嫁いできてだんな様とは死別でした。息子さんが一人いて別居されていました。お仕事はアパレル関係の販売で、お洒落で沖縄出身の女性らしく明るい方でした。
お顔立ちもお化粧が映える方で、お写真もとても良く撮れお見合いは20件以上されました。でもなかなかいいご縁に恵まれず、あの明るい彼女もさすがにもうだめなのかと、あきらめかけたこともありました。その都度お相手はたった一人でいいのだから、お見合いが出来るのだからと励まし続けました。
ご入会されて1年が過ぎたころ、ある72歳の男性とお見合いとなりました。その男性は元アパレル関係の会社の社長をされていたのだそうです。明るいC子さんをとても気に入ってくれて、お付き合い2回目でご自宅に招待されたそうです。若い方のお見合いからお付き合いではこのようなことはないのですが、酸いも甘いもかみ分けることが出来るシルバー世代は往々にしてよくあります。
当会ではないのですが、他支部ではシルバーのお見合いパーティでマッチングしてその日のうちにホテルに行ったなんて話を聞いたことがあります。もちろん私達の世界ではルール違反で、婚約前にこのようなことが発覚すると厳しいペナルティが課せられます。
C子さんにもご入会時にはよく説明してありましたので、本人も知っているはずです。彼が自分をとても気に入ってくれているのがわかっていてどうしても自分の家を見てほしいとのことでルールを知っていたので、昼間に行ったそうです。食材を買っておかずを作って二人で食べて夕方には帰ったそうです。
次の彼女のお休みに相談に来られました。相談と言うのが、彼の家が豪邸でセキュリティシステムもしっかりしていて、スイッチを入れたり解除したりするのが難しいのだそうです。セキュリティシステムの操作を覚えられるか、自分のせいで泥棒に入られたらどうしよう、自分と生活レベルが違いすぎてうまくいくかどうか自信がないというものでした。
これだけのレベルの方に見初められたのだからむしろ自分に自信を持つように、結婚生活もやってみなければわからないし、家に慣れれば家事一般は女性が主導権を握るのだからと背中を押しました。
お見合いからたった1ヶ月で結婚されました。それから1ヵ月後には彼女が引越し新生活が始まりました。最初の3ヶ月は生きた世界が違いますのですったもんだもあったようで、その都度相談に来られ、具体的なアドバイスも含め、がんばるようにと励ました。3ヶ月から6ヶ月までは、愚痴を言いながら彼女も彼との生活に慣れて来たのか、わがままだけどまあしようがないかという雰囲気になってきました。全国各地に二人で旅行に行っているそうです。こういうシルバー夫婦はうらやましいと思います。
6ヶ月過ぎてからは何も愚痴を言ってこなくなりましたが、彼女に最後に会った時に人は初めは感謝でも、慣れて来ると当たり前になり、次には不満が出るものだから常に感謝の気持ちを忘れないようにとアドバイスをさせていただきました。
まだまだ若々しくお元気に過ごされていると思います。