あなたの婚活の参考になれば あるCG江さんのお話
2022/09/05
あなたの婚活の参考になれば あるCG江さんのお話
34歳 初婚 会社員
CG江さんはお電話をいただいてからお話を聞きに来てくれました。
彼女のお住まいは相模原市でも端のほうで山梨県に近い地域でした。当会に来られるときは車で半分くらいの距離の最寄駅に停めてあとは電車で来られました。
登録のお写真にこだわられ、来られるたびに洋服が違うのでということでお写真を撮り直しました。
うちは写真館ほどではないですが、照明をあててお写真を撮らせていただきます。何回もお写真を撮ると言う彼女の考えは正解でした。
何回も撮っていると、慣れてきて自然な笑顔をが出るようになり彼女と選んで一番いい写真に登録を載せ替えました。
私達の世界では彼女の年齢のリクエストは多く、しかも学歴が高校卒でしたので相当たくさんのお見合いのお申し込みをいただきました。
彼女のお相手への希望も学歴や年収、エリアも気にされないということで積極的にお見合いをされていましたが、なかなか彼女の目にかなう男性と巡り合えませんでした。
あるとき富士5湖に近い山梨の男性とお見合いをされました。お見合い場所は彼のエリアに近いところでと言うことになり彼女は車でお見合いしに行きました。
男性としてはわざわざ来てくれたということで、彼の車に乗り換えていろいろな観光地へと案内をしてくれたそうです。このお見合いからお付き合いが始まりました。
毎回彼女が彼のエリアへ行き、お見合いと同じように彼の車に乗り換えデートをしたようでした。
多少遠距離と言うこともあり、1回のデートの時間が長く彼女の気持ちは盛り上がり始めました。
ある時は帰りが遅くなり、もちろん部屋は違いましたが彼の実家に泊まったこともあり、父親と二人暮らしの彼に父親を紹介されたいうことでした。
ここまではお互いに恋愛感情が湧き出し、父親にも紹介されすんなり婚約と言うことになるのですが、ここから彼女に迷いが出てきました。
そう言えば、彼がうちのほうへ来てくれるデートを一回もしていない?私ばかり行って、いつも帰りは夜が遅くなる?本当に私のことを想ってくれている?
このことを彼女から相談がありました。彼の相談室へお話をさせていただきましたが、気に入っているということだけで埒が明きませんでした。
お相手への迷いの解決策として、彼女の気持ちが本物かどうか新たにお見合いを組むことがあります。
ちょうど、彼女の目に止まった男性からのお申し込みが入っていましたので、お見合いをしてみると言うことになりました。
彼は横須賀にお住まいで、彼女とは神奈川県のはじとはじです。中間点の横浜でお見合いをセットさせていただきました。
お話はとても合ったようで、お付き合いをしてみると言うことになりました。彼女が納得する結婚をさせてあげたいので二股交際になってしまいましたが、とりあえずお付き合いに入りました。
彼はとても積極的で、彼女に家の近くまで迎えに来てくれ、デート後は送ってもくれたそうです。
お話が合って、積極的にアプローチをしてくれる男性に女がなびかないわけはありません。だんだんと前の彼から今の彼へと気持ちが移っていくのが手に取るように分かりました。
スキンヘッドだった彼のことを頭の形がいいので、スキンヘッドが似合うとまで言ってのろけまで出ました。
前の彼はお付き合い中もあまり積極的に連絡をくれる彼ではなかったらしく、だんだんと会う間隔が広まっていき最後は交際を終了したいという結末になってしまいました。
あわてたのが、前の彼で所属相談室に親父も気に入っているからと言ってきましたが、後の祭りでした。
婚約後、お二人でご挨拶に来てくれましたが、「ねえ、先生。彼のスキンヘッドかっこいいでしょ」このセリフが最初でアツアツのお二人でした。
彼は鉄道関係の工場にご勤務と言うことで、仕事中はヘルメットを着用しているので髪が薄くなってきたので面倒くさいからスキンヘッドにしているそうです。
お見合いの世界、見た目は大事で、日本の女性にはスキンヘッドは敬遠されがちですが、全然気にされない人物本位だった彼女はいい子でした。
今は彼所有の横須賀のマンションに暮らしています。去年暮れには新しい家族も増え、年賀状に3人で写っていました。
やはり男性は優しさと積極的なフットワークですね。